よく聞かれる質問とは?

どのような職場においても採用時の面接はつきものであるが、介護職においても例外ではない。面接で聞かれる質問ポイントを押さえ、採用されるために必要なことを予習しておけば万全である。

まず聞かれるのは志望動機だ。なぜその仕事に就きたいのか、どのような思いを持って介護の仕事や施設を選んだのかということである。前職がある場合は退職理由を聞かれることもあるだろう。退職理由を聞かれたときは、マイナス要因は話さない方が賢明である。例え人間関係のトラブルや残業や手当てなどが理由であったとしても、悪い印象となりうることを面接の場で言うのは望ましくないからである。スキルアップや向上心を持って転職を希望することを伝える方が好ましい回答となるポイントだ。

次に夜勤や残業に対応可能かどうかも介護の面接での質問ポイントだ。もし夜勤等ができなくても、正直に答えるべきである。その場合、できない理由をしっかりと伝えることが大切である。介護の現場では高齢者や障害者との接し方も採用する際に重視すべきポイントだ。例え高齢者や障害者と接した経験に乏しくても適応力があれば差し支えないので、柔軟に対応できる姿勢を見せれば問題ない。

また、腰痛や坐骨神経痛等の有無や健康状態について質問が及ぶこともあるだろう。健康であれば申し分ないが、トラブルを抱えている場合は業務により悪化する可能性もあるため、不採用の理由になりうる。ただし、腰痛等と上手に付き合いながら介護職を続けられるのであれば、健康状態を的確にお互い理解し合う上でも正直に伝えるべきである。介護の面接での質問ポイントを押さえ、明確な答えを用意して臨もう。

このような質問がよく聞かれるわけだが、この他にもよく聞かれる質問はある。事前に介護職の面接で聞かれる質問の例を見て、自分はどう答えるか考えておこう。