介護は人を相手にする仕事であるため、介護職の面接では特に人間性が重視される。施設の入居者、スタッフ、入居者の家族と、最低限必要な人間関係を築けるか面接官は注目しているのだ。短時間の面接で「採用したい」と思ってもらうには、服装、持ち物、話し方で第一印象を良くすることが重要である。
【服装・身だしなみ】では、清潔感を重視しよう。施設によっては私服で面接に伺っても問題ないこともあるが、基本的にはスーツまたはビジネスカジュアルを着る方が良い。シミ、汚れがないか、シワになっていないか確認しよう。久々にスーツやシャツを着ると、サイズ感が合わないこともあるので事前にチェックしておきたい。髪型について神経質になる必要はないが、適度にセットする方が良い。ニオイには注意が必要だ。香りの強い整髪料、香水などは避けよう。
【持ち物】に関しては、事前に連絡のあったものを持っていけば良い。履歴書など応募書類、資格証は郵送の場合も多いが、持参の場合は必ずクリアファイルや封筒に入れてシワにならないようにしよう。履歴書をファイルごと面接官に渡すこともあるので、資格証とは別にクリアファイルに入れよう。筆記試験が行われる場合は、筆記用具も忘れずに持っていこう。
話す内容も大事だが【話し方】も大切なポイントだ。姿勢よく、ハキハキと話すと印象が良くなる。緊張から声が小さくならないように気をつけよう。元気よく、会話を楽しむつもりで話をしよう。